1日午前9時45分ごろ、茨城県石岡市栄松の小石川牧場で、経営者の男性(67)が牛舎脇に倒れているのを従業員の長男(46)が発見し、119番通報した。男性は同県小美玉市内の病院に救急搬送され、死亡が確認された。死因は外傷性ショック死とみられる。当時、牛舎内には体重約400キロの肉牛(雄、1歳)と約200キロの乳牛(雌、1歳)の2頭がいた。県警石岡署は牛により致命傷を受けた可能性が高いとみて調べている。

同署によると、男性は牛舎内の清掃や飼育している子牛の授乳作業を1人でしていた。同市消防本部によると、119番で救急隊が駆け付けた際、男性は既に心肺停止状態だった。牧場では牛を計35頭飼育している。

茨城県内では、昨年12月にも、つくば市池の台の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)で牛の世話をしていた男性が死亡している。

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