琵琶湖博物館で大型水槽が破損 ビワコオオナマズを展示、状態確認中
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 琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)は10日、体長約1メートルのビワコオオナマズ1匹を展示する大型の円形水槽が割れたと発表した。安全確認のため水族展示室を閉鎖し、ナマズの状態を確認している。

 同館によると、同日午前8時ごろ、水位低下を知らせる警報が鳴ったため職員が駆けつけたところ、高さ約3・8メートル、直径約5・1メートルの水槽が大きく割れていたという。

 破損した水槽は、厚さ約4センチのアクリル板でできており、1996年の開館当時から使用しているという。同館は老朽化の可能性も含めて破損の原因を調べている。

 ビワコオオナマズは琵琶湖の固有種で、日本のナマズの中で最も大きい。

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