性の多様性について考える講演会 坂井市
性の多様性について考える講演会が坂井市で12日に開かれ、性的マイノリティーの人がみずからの体験などを紹介し理解を呼びかけました。
講演会は、「LGBTQ」と呼ばれる性的マイノリティーの人たちへの理解を深めてもらおうと開かれました。
はじめに、ジェンダーを研究する仁愛大学の織田暁子教授が、性的マイノリティーの人たちを支援する取り組みとして、
越前市で戸籍上の性別が同じカップルを結婚に相当する関係と認める制度が導入されていることなどを説明しました。
このあと、動画で性的マイノリティーの情報を発信している福井出身のユーチューバー「かずえちゃん」が講演し、
「小学5年生のころに男の子が好きだと気づいたが、当時、友人などの間で同性愛をばかにする発言があり、
隠し続けるしかなかった」とみずからの体験を語りました。
そのうえで、かずえちゃんは「周りにマイノリティーがいないという先入観があると、何気ない言葉で人を傷つけてしまうということを
忘れないでほしい」と性的マイノリティーへの理解を訴えていました。
講演会に訪れた自身も当事者だという福井市の40代は「このような講演会を通して、性的マイノリティーの人たちが
生きづらさを感じないことが当たり前となるような社会になってほしいです」と話していました。
動画ソースあり
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20230212/3050013916.html
「多様性は良いこと?面倒なこと?」アンケートから表面化した現代人の“本心”とは
気になる結果は……
「多様性は良いことだと思いますか?面倒くさいと思いますか?」という質問に「良いことだと思う」と答えたのは全体の5割と、
最も多い結果になりました。
ちなみに「面倒くさいと思う」と答えた人は2割、「どちらともいえない」と答えた人は3割です。
https://www.newscafe.ne.jp/article/2023/02/12/2821011.html