https://toyokeizai.net/articles/-/651025?page=2

韓国ではまだ儒教的な考えが根強く残っており、結婚してから出産するケースが多い。しかしながら、多くの若者は安定的な仕事を得ておらず、結婚という「贅沢」を選択できない立場に置かれている。

高い不動産価格も未婚化・晩婚化の一因になっている。韓国では結婚前に男性側が家を用意する慣習があるものの、近年の不動産価格の高騰は男性にとって結婚のハードルを高め、婚姻件数の減少にもつながっている。最近、韓国銀行(中央銀行)の急速な利上げに伴い、金利の上昇などで全国のマンション価格が下落しているものの、住宅ローンの金利も上がっており、若者にとってマイホームの夢は実現が難しいままである。