私たちは民主主義の制度を持ってはいても、システムは「寡頭制」とも呼ぶべき何かに変質してしまったように思います。
言うなれば、「リベラルな寡頭制」です。
それはかなり重大なことになっています。
絶対的な大惨事だ、と言うわけではありません。
しかし、このことは考慮に入れなければならない。
そして、これは今に始まったわけではなく、以前から現れていた問題でした。
かなり簡単に説明できます。
民主主義の時代というのは、識字率の向上の結果であることが大きいのです。
非識字から普遍的識字への移行は17 世紀から20世紀にかけて、世界中で民主主義を広めました。
誰もが投票し、政治プロセスに参加する可能性を広げました。
普遍的な識字能力には「国民」の感覚が伴いました。
すなわち、各地の人々は、特定の国民共同体に属するという感覚です。
自分はフランス人である、英国人である、米国人である、日本人である、ドイツ人である、ロシア人である、中国人である、といった感覚です。
そして、これは
人類最高の頭脳、エマニュエル・トッドが描く悲観的な未来予測とは?民主主義を破壊するのは「新たな階層化」と「老人支配」だった〈dot.〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/be4d72e157a76aedc55e816b74cb9b2f009b828f?page=4
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