踏切は当たり前な存在だが、鉄道が通る線路を道路がまたいで、そこをクルマが横切れるのはよく考えると不思議なものというか、高機能なもの。それゆえにいろいろな問題や疑問が出てきたりする。開かずの踏切というのはいい例で、1時間に数分しか開かないという場所も都市部にはあったりして、なぜ鉄道のために我慢をしなければならないのか、よくわからなかったりする。跨線橋を架けて歩行者だけでも渡れるようにすればいいのに、それすらもないこともある。

【拡大写真】踏切の信号!

 このように踏切は鉄道優先となる設備で、開かずの踏切とまではいかなくても、一旦停止の義務が法律で定められている。むやみに突っ込んで前が詰まっていると車体が線路部分にはみ出して危険だからというのはあるにしても、見渡しのいい平野のど真ん中にあるような踏切でも一旦停止をしなくてはならないのはなにか釈然としない。ちなみに海外では踏切はそのまま突っ切る国が多く、日本流に一旦停止すると後ろから追突されることもあり、危険だったりする。

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