>>146
大体、その通りだな。
よく新左翼の介入で運動が過激化したとか、したり顔でのたまう奴がいるけど、話は正反対。
「農民からの土地を取り上げ」は、理屈抜きで古今東西、命がけのどエラい抵抗が生じる。三里塚は百姓一揆の一種だろう。
闘争が、そうした現代版の「百姓一揆」の様相を呈していくなかで、社会党や共産党は「ついていけない、票にならない」と撤退した。
残った新左翼も、むしろ農民の地に根を張った闘いの徹底性や激しさに大いに感化されたし、それが東大闘争をはじめとする1960年代の大学闘争にも影響した。
もし日本が戦後(アメリカ占領期)に「農地改革(小作農への農地分配)」を徹底的にやっていなかったら、中国のように戦後まもなく革命が生じていたんではないかと思う。