「日本の半導体産業にとって、今が『最大かつ最後のチャンス』だと考えている」

日本の半導体産業の政策を担当している経済産業省のデバイス・半導体戦略室長である荻野洋平氏は3日、
東京都千代田区にある経産省の事務室で本紙の取材に応じ、現在の日本が直面している現実を率直に説明した。
荻野氏は「半導体技術は構造的な転換期を迎えており、日本にとって大きなチャンス」だとしながらも
「日本が強者だった30〜40年前の優秀な人材が引退を控えているため、最後のチャンスでもある」と述べた。
さらに、「今回推進されている日本の半導体戦略は、単に企業競争力を強化するレベルのものではなく、
『経済安全保障』の観点で半導体が日本で生産されるようにするものだ。そのためにどのような環境を作っていくのかが最も重要だ」と強調した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9401fdc09cd7472de4e984c0a5796986316f6427