ロシア軍がベラルーシ国境付近で「偽旗作戦」か 米分析

■■■2月24日(日本時間)■■■

09:00(ワシントン23日19:00)
ロシア軍の「偽旗作戦」、ウクライナ側に警戒感

 米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)は23日の戦況分析の中で、ウクライナ北部のベラルーシ国境付近で、ロシア側がウクライナ軍のふりをする「偽旗作戦」をしている可能性にふれた。

 ISWはウクライナ軍の情報として、北部チェルニヒウのベラルーシ国境付近で、ロシア軍の印がない装備の車列とウクライナ軍に似た制服を着た人員が移動しているのが確認され、ベラルーシを刺激しようとするロシア側の作戦とみるウクライナ側に警戒感が広がっているとしている。

 ロシアの同盟国ベラルーシは、ウクライナ軍に自国が攻撃された場合にのみ参戦すると表明している。ISWは、ロシアの政権が「ベラルーシを戦争に参加させるために偽旗作戦を準備している可能性がある」と指摘した。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR2M0DF9R2LUHBI02Z.html?ref=tw_asahi