町設置の公衆トイレよりみすぼらしくなってしまう

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建て替えでバス停を思わせる施設に変わった徳島線・阿波半田駅。もとは築百年以上の木造駅舎だった。右は地元のつるぎ町が新設したトイレ=2023年1月8日午前10時59分、徳島県つるぎ町半田、福家司撮影
築百年の駅舎がバス停同然に JR四国進める駅の簡素化 反対運動も
福家司
2023/2/3 21:00

https://www.asahi.com/sp/articles/ASR234TS3R1BPTLC00Z.html

 四国各地で「地域の顔」として歴史を刻んできた木造の鉄道駅舎が次々と取り壊され、アルミ製の簡素な施設へと姿を変えている。鉄道事業の赤字が続くJR四国がコスト削減策として進めており、すでに13駅が建て替えられ、さらに61駅について自治体と協議中だ。反対運動が起きるなど、地元の駅のあり方をめぐって議論が起きている。

 「町の玄関口が寂れたら、町のにぎわいがなくなる」

 昨年12月22日、徳島県東みよし町役場で、徳島線阿波加茂駅の駅舎の取り壊しに反対する846人分の署名を、住民有志らが松浦敬治町長に提出した。

 阿波加茂駅は人口約1万3千人の東みよし町を代表する駅で、特急「剣山」やトロッコ列車も停車する。山小屋を思わせる木造駅舎は1914年の建築だ。