BMWの新型7シリーズ「740i」、31インチのシアタースクリーンとともに圧巻の走り

 BMWのフラグシップモデルである7シリーズ。ガソリンとディーゼル、それにBEV(バッテリ電気自動車)の3機種があるが、ここではガソリン仕様を紹介する。伝統のFRレイアウトだ。

 一見してそのサイズに圧倒されると同時に、BMWグループのロールス・ロイスかと見まごうばかりの存在感だ。最近のキドニーグリルは垂直に立ち上がっているので、真ん中にスプリット・オブ・エクスタシーがあるのではないかと錯覚する。塗色の厚みもロールス・ロイスを連想する。

 ボディサイズは5390×1950×1545mm(全長×全幅×全高)と圧巻。ホイールべース3215mmもLクラスミニバン以上で、その長さは後席のために割かれている。超ロングホイールベースだが最近のLLクラスのトレンドで後輪操舵も備え、低速では逆相に切り最小回転半径は予想より小さい6.1mと市街地での取りまわしも意外と良い。
中略 
 やはりリムジンとはいえBMWだなと感じたのは、ドライバーが運転を楽しむことができることだ。走り出せばドライバーの操作に対して素直に反応し、その動きは期待を裏切らない。M Sportから連想するスポーツカーのような俊敏さではないが、操作に対して正確に反応するところがBMWらしい。
 またオプションのリア・シート・エンターテイメントシステムが用意され、Amazon FireTVを搭載した31インチのシアタースクリーンは圧巻。自動で後席いっぱいに広がるスクリーンにウィンドウシェードで限られた空間となりBowers&Wilkinsの緻密に配置された40個にも及ぶツイーター、ミッドレンジスピーカー、サブウーファーで素晴らしい空間が広がる。分厚くゆったりとしたクッションストロークを持つシートにはマッサージ機能も装備され、そこに腰を落としただけで別世界が広がっていく。
後はソースで
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1480939.html
https://asset.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1480/939/001_o.jpg
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31インチスクリーン
https://asset.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1480/939/014_o.jpg
ドアに液晶モニター シートの調整、ライトのオンオフ、マッサージ、シアタースクリーンなどの調整が出来る
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「エグゼクティブ・ラウンジ・シート」
下肢部クッションが座面と一体となったリラックス・シートを装備し、リアシートのリクライニング角度は42°を実現。加えて「リヤ・コンフォート・パッケージ」も備わり、これによってマッサージ機能を使うこともできる
https://asset.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1480/939/016_o.jpg