生い立ちを調べて発表する「授業」 写真がなければ絵で代替という「配慮」

小学校2年生の「生い立ちの授業」をご存知だろうか。

自分がだれに支えられて育ってきたのかを調べ、感謝をあらわし、発表する。
「学習指導要領」に記載されているため、実施が原則であり、例年2月頃に全国の小学校で実践されている。

成長の振り返りは感動をよぶ一方、国はさまざまな家庭事情への「配慮」を求めている。

■小さい頃の写真を提出 エコー写真や思い出の品も

学校からの連絡で、「学校の授業でお子様の成長を振り返るために、次のものをご用意ください」とお願いされたら、あなたはどう感じるだろうか。

【写真】
生まれたとき(誕生前のエコー写真も可)、1歳~3歳頃、4歳~6歳頃、小学校に入学したとき、それぞれ1枚ずつ(計4枚)。

【お子様への手紙】
生まれてきたとき、はじめて○○ができたとき、幼稚園や保育園に通っていたとき、小学校に入学したときのことなど、
さまざまな思い出とともに、これから未来に向けてお子様に願うことを記してください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20230226-00338836