レナさん
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ウクライナから日本には、2300人以上が避難しました。東部の街・ハルキウ出身のレナさん(22)もその一人です。
去年4月、突如、始まった日本での生活。お世話になるのは、群馬県に住む佐藤さんです。会話は“翻訳機”頼みです。

佐藤裕さん(57):「あなたが望むことは何ですか」
レナさん:「日本語を学びたいです。できる限り、たくさん」

元々、漫画やアニメが大好きで、日本に興味があったレナさん。生まれて始めて、自転車の特訓も行いました。
レナさん:「何度も転び、壁にぶつかったりもしましたが、乗り方を覚えることができました」

去年6月、待ちにまった日本語学校の入学式です。母国の別の街からやってきた仲間の姿もありました。初対面にもかかわらず“思い”が堰を切ったかのように溢れ出します。

クラスメート:「両親はウクライナに残ったか」
レナさん:「残った。ポーランドに一緒に行こうと、勧めたけど来なかった。爆弾が直撃か、近くに飛んでくるか。建物の下敷きになるか。隠れながら、どんな死に方をするのか、考えたりしていた」

クラスメート:「21世紀に戦争が始まるなんて思わなかったよね」
レナさん:「また連絡するね」
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