米軍人や実習生、日本文化を体感 茶道や折り紙、住民手ほどき 京都・京丹後
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京都府京丹後市在住の外国人が茶道や折り紙を体験する催しが、同市久美浜町の久美浜公会堂であった。米軍経ケ岬通信所(同市丹後町)に勤務する米軍人や工場で働く技能実習生らが近隣住民の手ほどきを受け、日本文化を満喫した。
2月25日に開かれ、米国や英国、韓国、ベトナム、フィリピン出身の19人が2グループに分かれて茶道と折り紙を交互に体験した。
大広間に設けられたお茶席では、茶道裏千家淡交会但馬支部の6人が抹茶と菓子を振る舞った。米軍人4人は正座の姿勢に苦心しながらも「お先に頂戴します」とお辞儀をして味わった。トム・シールズさん(43)は「日本文化に触れるのは初めて。心地良かった」と笑顔を見せた。
折り紙コーナーでは、国際ソロプチミスト宮津のメンバー8人がツルやカブト、ひな人形の折り方を教えた。ベトナム出身の技能実習生、グェン・ティ・タムさん(21)は「難しかったけど、きれいに折れて楽しかった」と話していた。
市国際交流協会が主催した。