徹底的な効率化、多様な新手法が逆効果? 次世代ロケット「H3」発射失敗
https://news.yahoo.co.jp/articles/534f4156064a2c6e862426b8b158ffd99fdf5a5e

日本の次世代ロケット「H3」は、民間企業からの衛星打ち上げ受注増を狙い、
「顧客第一」のコンセプトで開発され、従来と異なる多様な新手法を導入。
徹底的に効率化を進めていた。これが悪影響を及ぼし打ち上げ失敗につながったとの見方も浮上している。

最も特徴的なのが、部品の調達だ。
これまでは、専用のものを一から開発していたが、既成の民生品を利用することに方針転換。
電子部品の約9割に、自動車用を転用するなどした結果、打ち上げ費用を
従来の主力機H2Aの半分の約50億円に減らした。
だが、専用開発品に比べ、民生品は品質が劣るのではないかとの指摘もある。