日本製の高鉄車両、パンタグラフの異常相次ぐ 一部区間で減速運転/台湾
https://news.yahoo.co.jp/articles/20c88c10b3620eec2164d293b0ba47e4b15a786e
(台北中央社)台湾高速鉄道(高鉄)で1月25日以降、日本製車両のパンタグラフ異常が相次いでいる。原因は分かっておらず、交通部(交通省)鉄道局は7日、異常が多発している区間で減速運転を行っていると発表した。

高鉄によると、異常は5日までに7回発生。いずれも北部・新竹―中部・苗栗間などを走行中の列車のパンタグラフが下がるもので、列車に遅れが生じた。

同局は設備の点検の結果、問題は見られず、現在も原因を究明中だと説明。新竹―苗栗間では最高速度を300キロから230キロに落とし、速度が異常と関係しているか調べている。これによる遅延はないとしている。

同局は一連のトラブルを受け、専門の調査チームを立ち上げた他、高鉄も日本のメーカー側に協力を依頼したとしている。