「それが高級?」「誰か教えてやれ」父のプレゼントをネットで嘲笑された少女に、思わぬ贈り物(シンガポール)

シンガポールに住む10代の少女が、父親にプレゼントされたファッションブランド「チャールズ&キース」のバッグを、SNSで「高級バッグを買ってもらった」と紹介したところ、多くの人たちに「高級じゃない」とからかわれた。だがその後、同ブランドはこの少女を新たなコミュニティ・アンバサダーに起用するというサプライズの発表を行った。
チャールズ&キースは3月4日、フィリピン出身で現在はシンガポールで暮らす17歳のゾーイ・ガブリエルを、新たなコミュニティ・アンバサダーとして紹介した。ガブリエルは1月、父親に買ってもらった同ブランドのトートバッグを「高級バッグ」だといって喜ぶ動画をTikTokに投稿して、バッシングを受けていた。
チャールズ&キースは公式インスタグラムアカウントで、ガブリエルが同ブランドの人気バッグ「Alia」を手にポーズを取っている写真を紹介した。国際女性デーを記念して発売される、特別カラーのパープルのバッグだ。
同ブランドは3月8日の国際女性デーに先立ち、「国連女性機関(UN Women)による『ジェンダー平等のためのストーリーテリング』プログラムへの支持表明として、Aliaバッグの特別版を発売します」と投稿した。
ブランドの公式ウェブサイトによれば、2023年国際女性デーに向けたチャールズ&キースのキャンペーンは、「有意義な会話を生み出し、差別に対する意識を高め、公平で平等な社会の構築に向けた行動」につながることを目指すものだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/47e293f4bde4ecfc1d081f87f58ba7d102f9314e?page=1