10日夕方、横浜市磯子区の住宅で、同居していた母親の顔を殴るなどの暴行を加えたとして43歳の息子が傷害の疑いで逮捕されました。母親はその後死亡し、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。

10日午後6時半ごろ、横浜市磯子区栗木の住宅で矢作明子さん(77)が1階のリビングで顔から血を流した状態で倒れているのを帰宅した夫が見つけ消防に通報しました。

矢作さんは病院に運ばれましたが昨夜11時すぎ、死亡しました。

矢作さんは「息子に顔や胸を殴られた」と説明したということで警察が調べを進めた結果、同居していた43歳の息子を傷害の疑いで逮捕しました。

警察によりますと息子は精神疾患があり、2年ほど前から母親に暴力を振るうことがあったということです。

調べに対し、何も話していないということですが、警察は今後、容疑を傷害致死に切り替えることも視野に詳しいいきさつを調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230311/k10014005361000.html