全国で多発する強盗事件…警備会社が薦める外出、在宅時に有効な防犯対策や設備は?(Sデジオリジナル記事)
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/350631


警備サービス会社のセコム山陰(松江市北陵町)によると、事件が報道され始めた1月、ホームセキュリティの問い合わせ数が前月の約5倍に急増した。
防犯目的の内容がほとんどで、1人暮らしの人や山陰両県内に高齢の両親を持つ県外在住者からの問い合わせが多い。
同社ではこれまで、高齢者の見守りや防災面での相談が多かったといい、業務部の奥井誠二部長(48)は「事件が広域的に起きていることで不安があおられ、住民の意識が変わってきている」と実感を話した。

ALSOK山陰(市朝日町)でも在宅時の強盗対策についての問い合わせが増加傾向で、本社のある関東方面では3〜4倍増となった。事件の報道を受け、本社のホームページ上で簡易な対策を列挙するなど、防犯意識の高まりに対応している。
営業部の谷口靖宏部長(38)は「今回は在宅時の犯行というのが一つの特徴。不審者をまず侵入させないための対策が重要になる」と強調した。