去年9月、宮城県石巻市内の産業廃棄物処理業者の作業場で、男性作業員が電動工具で太ももを切り死亡する事故があり、石巻労働基準監督署は13日、この会社と女性社長を労働安全衛生法違反の疑いで仙台地方検察庁に書類送検しました。

書類送検されたのは石巻市の廃棄物処理会社と60代の女性社長です。石巻労働基準監督署によりますと、去年9月13日、会社の作業場で、ディスクグラインダーと呼ばれる電動工具を使って、鉄製の廃棄物の切断作業をしていた60代の男性作業員が、電動工具で太ももを切り、失血死する事故がありました。
電動工具には高速で回転する切断砥石が装着されていて、労働安全衛生法では安全カバーをかけるよう定められていますが、会社と社長はこうした措置を取っていなかった疑いが持たれています。
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