電気料金 “値上げ幅圧縮” 各社に指示へ 経済産業省

大手電力7社が申請した電気料金の値上げについて経済産業省はエネルギー価格の下落などで各社の負担は軽くなっているとして、
値上げ幅を圧縮し改めて申請し直すよう各社に指示することになりました。

家庭向けで契約者が多い「規制料金」をめぐっては大手電力10社のうち、
北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の7社が28%余りから45%余りの値上げを国に申請しています。

これを受けて値上げ幅の算定方法を見直すべきだという意見が出され、経済産業省は各社に対して値上げ幅を圧縮し改めて申請し直すよう指示することになりました。

値上げの申請をしていた大手電力7社は今後、値上げ幅を再検討することになり、
7社のうち東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の5社が予定していた値上げは先送りされる見通しです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230315/k10014009331000.html