寺院の飼い猫を眼球破裂、死なせた疑い 名古屋市の23歳男を逮捕

 寺で飼われている猫にけがを負わせて死なせたとして、愛知県警は16日、名古屋市中区栄3丁目の無職本田貴裕容疑者(23)を動物愛護法違反と建造物侵入の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 守山署によると、本田容疑者は16日、名古屋市守山区の寺院寺務所に侵入。餌を与えるための部屋で、男性住職(82)の飼い猫の右目を何らかの方法によって破裂させるけがを負わせた疑いがある。午前10時半ごろ、寺院関係者から「猫を殺している男がいる」との110番通報があり、事件が発覚。署員が駆けつけたところ猫は死んでいた。

 本田容疑者と寺院関係者に面識はなく、署は詳しい動機やほかの猫への被害がないか、調べている。

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