彼女の心の傷は癒されてはいない。その証拠に、いまだに最愛の夫の遺骨から離れられずにいるという。それが明らかになったのは、翌3月5日だった。岸田文雄首相(65才)は、4月に行われる衆議院山口4区補欠選挙に向け、応援演説のために安倍氏の地元・山口県を訪れていた。ところが、直前にスケジュールの変更があったという。長門市にある安倍家の墓参りをする予定が、安倍氏の旧事務所にある遺影の前での黙祷に変更されたというのだ。

「実は、遺骨がまだお墓にはなかったのです。それで、墓参りが取りやめになった。当初は年明けに納骨をする予定があったそうで、官邸サイドもそう思い込んでいた。まさかまだ昭恵さんの手元に遺骨があるとは誰も思っていなかったわけです」(永田町関係者)

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