なして君ら「大江健三郎」読まないの?作家としての才能に圧倒される,ネトウヨでも読んだら凄さ分かるぞ [511393199]
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天皇陛下万歳、七生報国、おれの熱く灼ける眼はもう文字を見ず、
暗黒の空にうかぶ黄金の国連ビルのように重大な天皇陛下の轟然たるジェット推進飛行を見ている、
おれは宇宙のように暗く巨大な内部で汐のように湧く胎水に漂よう、
おれはビールスのような形をすることになるだろう。
幸福の悦楽の涙でいっぱいの眼に黄金の天皇陛下は燦然として百万の反射像をつくる、
八時五分、おれは十分間、真の右翼の魂をもっている選ばれた少年として完璧だった、
おれの右翼の城、おれの右翼の社! ああ、おお、おお、天皇陛下!
ああ、ああ、あああ、天皇よ、天皇よ!
天皇よ! おお、おお、あああ‥‥ >>334
どうやって他人の人生を軽くするか考えないと系譜とか文脈って終わるよ おれはいつでも勃起しているみたいだ
勃起は好きだ
体じゅうに力が湧いてくるような気持だから好きなのだ
それに勃起した性器を見るのも好きだ >>343
龍は近年のは割と読めるわ
昔のは読み進めるのきつかった それよりも井伏鱒二の山椒魚読み直してみろ!
就職氷河期の生き写しだぞ!!!!!! >>341
もしそうなら大江の左翼の側にあえて過度な入れ込みをするのは反対に引きずられることへの拒否感からかね? 遅れてきた青年 だったか
本土決戦せずに降伏したことが納得できず
松山城に立てこもって進駐軍と戦おうとする少年の話があったような記憶 高校の倫理の先生がボロクソに叩いてて草
教科書編集に携わってる人格者と言われていたのに事あるごとに大江健三郎を酷評してた 学費払ってくれてる姉ちゃんぶっ飛ばしてケガさせて、オナニーする話? ごめ、佐高信語れる人いたら
何でもいいので後学、参考のためレスほしい
西山太吉との共著でそういや本をまともに読んだことなかったと
ちないまググった限りでは大江には好意的ではありそう なんとタイムリーな…今朝更新の日刊ゲンダイより
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/320133
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大江と初めて言葉を交わしたのは政府に目の敵にされて、いま、問題となっているTBSの「サンデーモーニング」で同席した時だった。終わって帰る大江に、
「身辺に気をつけてください」
と言ったら、
「佐高さんこそ」
と返された。「政治少年死す」等を書いて右翼の攻撃の嵐にさらされた大江にそう言われて、私は恐縮した。 左右から攻められる様子が小説のなかでもよく描かれているよね >>361
風呂でオナニーしてこの精子で姉ちゃんが妊娠したらどうしようと妄想する話 ちょっと横道逸れるけど
「沖縄ノート」「九条の会」の大江と無関係ではないので容赦
まず
西山太吉+佐高信「西山太吉 最後の告白」
4087212459
(以下数字はググるとAmazonへ)
その前に挙げた
西山太吉「記者と国家 西山太吉の遺言」
4000613553
そして俺はこれから読むが
これが西山事件関連で最も評価の高い必読書とのこと
澤地久枝「密約―外務省機密漏洩事件」
400603136X
そして澤地久枝は
大江、既レスの鶴見俊輔、また加藤周一などの
「九条の会」呼びかけ人9人の最後の生き残りとなった
現在92歳…実は大江が「メムバー」最年少だった
遅れてきた青年
個人的な体験 は読んだ
レインツリーがなんたらは途中まで
個人的な体験はなんか終盤急にポジティブになって「なんじゃこりゃ」って感じだった
それまでの爛れた感じが良かったのに 大江、西山、澤地、世代はひと回りほど下だが佐高
改めて思うのは、この人たち強いわ Amazonで買った
数ページ読んだが表現がくどいな
文芸だな 新潮文庫の死者の奢りの入ってる短編集とか
ケンモメンなら刺さるだろ
都市伝説になってる死体処理のバイトの話も入ってるし >>367
その感想は三島由紀夫はじめ当時から多くあって
それに大江がこういうことなんだと応答して
大江自身の振り返りの文章もあるはず
読んだ記憶ある このスレも死去直後の訃報スレも…というか一般的な評価として
>>371はじめ初期の短中篇は総じて高く
対して後の長篇は是非が分かれる
その分かれ目となるのがその「個人的な体験」であり
言うまでもなくその元である長男、光の誕生であると 万延元年のフットボールとか死者の奢りとか好きだけどそんなに全体ではそこまでハマらなかったな
安部公房の方がなんかハマって好きだった 俺は個人的な体験の後につづく 万延元年のフットボール 洪水はわが魂に及び ピンチランナー調書 の流れが好きなんだがなあ イーヨーは、そちらへまいりません!イーヨーは、もう居ないのですから、ぜんぜん、イーヨーはみんなの所へ行くことはできません!
>>372
へえ
探してみるよ
ありがとう 三島はじめ文学プロパーの多くは
作品としての完成度という観点でものを測る
でも大江はそもそも「賭け」に出たわけだから
そしてこの大江のほうが当時のプロパーよりずっと
現代としてのリアリティがあるよ
大江含め当時の時点では議論は私小説論とか主体性とかだけど
数年前の哲学・思想方面で「中動態」の話があったでしょう
國分功一郎ほかの
このトピックに國分とともにいるのが熊谷晋一郎
そして國分や熊谷はことは「自由」に関わると言ってるわけだ >>378
さっきウィキペ読んだら書いてあるね
尾崎真理子との「大江健三郎作家自身を語る」
>>380
ありがとう
でもやっぱり納得できないな・・・心の動きを丁寧に描いて欲しかった 当時の大江でも
意識のレベルでは「覚悟」のような主体性論的なものだったのでは
でも大江が真に小説家として偉大なのは
(そしてここではっきりと書くが…このとき逆に三島や安部公房には足りないのは)
無意識のレベルではその「個人的な体験」が
「自由」の問題に触れていることに
小説を書いていくうちぶち当たったんだと思う >>381
いまレス連投してるけど俺はまさに逆だと思うのよ
「心の動きを丁寧に描」くのではプロパー向けになってしまう 従来の自由論では
障碍は障害すなわち不自由なわけでしょう
哲学方面で「消極的自由/積極的自由」(バーリン)って二分法があるけど
拘束のない自由/自己実現できる自由…いずれにしても
障碍は障害すなわち不自由なわけでしょう
「中動態」論は違う
むしろ自由とはそこから始まるものだという 不自由だけと「覚悟」のもと生きていく…じゃないんだよ話は
脳性麻痺の熊谷晋一郎がここまで言ったか記憶はないが
でもこう書いても誤りではないと思う
すなわち
「むしろ俺たちがあなたを『自由』にしている」と こういう話は女性からのほうがよく聞く話ではないだろうか
「変な話に聞こえるかもしれませんが、
この子に私は生かされてるって今は思うんです。
もちろん私もこの子を生んだ時には悩みました…」
ことは子の出生に限らず
今風に言うなら「ケア」の世界に共通するかと いま「ケアcare」について触れたから
話が大きくなるけどついでに書く
もし「ケア」が「自由」と深く関係しているとするなら
セキュリティ…「セキュアsecure<se-cure<'without care'」って
ふつうは自由でいられるためのセキュリティみたいに思うけど
ほんとはそうじゃないんじゃないかって
考えてみれば出生前診断ってセキュリティ対策でしょ
でもそこになにかおぞましいものがあるように誰もが感じてしまう すぐに付け加えるけど
俺は診断を求める女性や家族を責めたいんじゃないよ
そこへと向かわせるなにか…ナニカグループ? >>390
よかったらこのスレで西山太吉レスいっぱいしたのでぜひ メシアン「鳥のカタログ」とか貼るのもあれなんで
光氏も好きだったようだしこちらで
モーツァルトのピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311
(イングリット・ヘブラーpiano[新盤])
https://youtu.be/i1piMX7OLUs 昔読んだきりだからあれだけどサルトルのパクりのような気がしたな特に初期 サルトルだったりノーマン・メイラーだったりガルシア・マルケスだったり 万延元年のS次兄さんだけなぜSなのでしょうか?スケープゴートだったからでしょうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています