佐渡市の海岸に大量の『ホタルイカ』! 原因は“身投げ”? 富山湾では春の風物詩に【新潟】

3月18日、新潟県佐渡市両津地区の海岸に打ち上げられていたのは、大量のホタルイカ。

海岸では、地域の人たちが大きな網を手にホタルイカをすくう姿が…

【地元の人】
「昔の時代はあったけど、最近でホタルイカが入るのは珍しい」

いったいなぜ、大量のホタルイカが打ち上げられたのでしょうか。

漁師は「魚の群れに追われたホタルイカが逃げ場を失い、波打ち際まで追い込まれたのではないか」と話します。

一方、ホタルイカが特産の富山県にある「ほたるいかミュージアム」は、“ホタルイカの身投げ”と呼ばれる現象ではないかと指摘します。

これは産卵時期のホタルイカが海岸近くへ移動したときに方向が分からなくなり、打ち上げられる現象で、富山湾では春の風物詩となっています。

真相は分かっていませんが、ホタルイカを放置すると腐敗するおそれもあるため、地元の人たちは網やバケツを使いながら、夜遅くまで回収作業に追われていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/84c7e5cdbb8e68ddf4ccbc2d2002b07a78d63aee