【報ステ解説】“心の友”習主席がロシア訪問…その思惑は?和平仲介か
中国の習近平国家主席が日本時間20日午後7時ごろ、ロシアに到着しました。習主席のロシア訪問は4年ぶりです。
今回の訪問は、プーチン大統領がラブコールを送り続けたことにより実現し、最高レベルでの招待となります。
この数年で急激に結びつきを強くしてきたロシアと中国。習主席の訪問前に、
習主席とプーチン大統領は、相手の国のメディアにそれぞれ寄稿しました。プーチン大統領は、今回の訪問について、こう記しました。
ロシア・プーチン大統領:「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」
孔子の言葉ですが「心の友が遠くから訪ねてくるのはうれしい」という意味です。
対する習主席です。
中国・習近平国家主席:「今度の私のロシア訪問は、友好、協力、平和の旅となるだろう」
ウクライナ侵攻後のロシアを下支えしているのは、中国といっても過言ではありません。
1月と2月のロシアと中国の輸出入総額は、前年同期に比べ、25.9%増加しました。
最近は、建設用の機械や自動車などの輸出が増えているそうです。
貿易関係者:「(Q.ウクライナ情勢の影響は)ロシアに対してこと?うまく言えないな。この話題はちょっと“敏感”だから、よそう」
中国は、ロシアに対して軍事援助を行わない方針を変えてはいません。
それでも戦場では、ウクライナ軍が撃ち落としたドローンの製造元を見ると、中国のメーカーです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bda247388d7248763aef57e4e20f6b2b4bd1c6