三浦氏側についたメンバーが錚々たる言論人だったことにも燃えた。弁護士は橋下徹氏が代表を務める橋下綜合法律事務所に所属。さらに控訴審からは、報道ステーションでコメンテーターを担当していた憲法学者の木村草太氏まで意見書の提出というかたちで加わった。“コメンテーター連合”を結成し、西脇さんを“威圧”してきたのである。

 木村氏は11ページもの意見書を書いて三浦氏を擁護した。

〈民放アナウンサーの不貞行為やその態様が、国会議員の不貞行為などと同様に公共利害関連事実だとする場合、民放アナウンサーの配偶者は、その事実が公の議論の対象となることを甘受すべきことになる〉(意見書より)

「ただ、木村さんの意見書は穴だらけに見えました。最高裁の判例に反していたり、木村さん自身の過去の著作と矛盾する点もあった。これは論破しなければいけないと、気合を入れて反論書を書き上げました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5d80831a0bd3e1f698dbdcea3cfe0b3ac63de8?page=2