国土交通省は令和2年に価格交渉力の弱い中小運送事業者のために「標準的な運賃」を告示しているが、この度、その一部として「燃料サーチャージ」の計算方法等を告示した。つまり高騰する燃料価格は適切な形で運賃に含まれるべきという国交省の立場を明示した形だ。
 
燃料サーチャージは航空業界などでは一般的な制度で、陸上輸送への導入を求める声も多いが、トラック運送業での普及が進んでいるとは言い難い。改めて燃料サーチャージとは何か、算出方法や標準運賃との関係などを解説する。

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