給食の牛乳廃棄「もったいない」 苦手な生徒の分までなぜ注文? 「最初から頼まなければいいのに…」

「捨てるくらいなら、飲まない子の牛乳は最初から頼まなければいいのに」。男性は不思議がる。
次男(14)によると、30人のクラスで全く飲まれなかった牛乳が毎日10パック以上残り、
中身をバケツに捨てているという。

市内の複数の小中学校で事情を聴いた。
ある中学校の教頭は「うちは教員が職員室に持ち帰ってシンクに流している。本当にもったいない」と申し訳なさそうに言う。

別の中学校教諭も「苦手だから飲まないという理由では注文を止められない。
嫌いでも飲もう、と声をかけて生徒が学校に来なくなってもいけない。結局、捨てることになる」と頭を抱える。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c5a1d9f7cbc178353857ae95fe33719b48287a