ドラクエ、FFだけじゃない「もっと評価されるべきファミコンRPG」3選

そんなファミコンのRPGブームの中で生まれた作品には、『ドラクエ』や『FF』にも
ひけをとらない魅力的な作品がありました。
そこで今回は個人的にドハマリした「もっと評価されるべき」と感じたファミコンRPGをご紹介します。

最初に紹介するのは、1987年10月にタイトーがリリースした『ミネルバトンサーガ ラゴンの復活』。
1987年と言えば、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(1月26日発売)が発売された年。
そして『ファイナルファンタジー1』も同年12月発売なので、
ちょうど『ミネルバトンサーガ』は、『ドラクエII』と『FF1』の間に発売されたソフトです。

バカ売れした『ドラクエII』や、1作目から注目を集めた『FF』に比べると、
どうしても地味な印象が拭えない『ミネルバトンサーガ』。
しかし、実際にプレイした自分や友達の間ではめちゃくちゃ評価が高く、盛り上がった作品でした。

続いては人気アニメをモチーフにした良作RPGから。
『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士』と迷ったのですが、
エポック社の『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』のほうを推します。

同作は、いわゆる『ドラクエ』タイプのオーソドックスなRPG。
ファミコン時代のキャラゲーはクオリティの差が激しかったですが、
この作品は『ドラえもん』の世界観を損なわず、RPGとしてもかなり丁寧に作られていました。

最後に紹介するのは、コナミが発売したRPG『魍魎戦記MADARA』。
ゲーム雑誌『マル勝ファミコン』で連載されていた同名マンガが原作になっていて、
原作:大塚英志、作画:田島昭宇と言えば『多重人格探偵サイコ』なども手がけたコンビです。

原作同様、東洋神話をモチーフにしたファンタジー世界が舞台のRPGで、
良くも悪くも王道のRPGといった印象。ですが、同作にはファミコン末期の
コナミによる神がかった技術が採用されていて、
とくにビジュアルとゲームサウンドの素晴らしさは群を抜いていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f862cd24a1d0e2a22b2398e44c3da85c7e69d4b