前記のゲラシモフ演説でも、「先端的な科学技術を軍事面に全面的に応用すること」の重要性を強調し、特に核抑止力については、「世界の最先端を走っているという事実に疑いをはさむ余地はない」との自信を示している。  
その具体例として、新兵器「キンジャール」は高い有効性を示し、「ポセイドン」、「ブレヴェストニク」の試験は順調に進み、「海洋配備型極超音速ミサイル「ツィルコン」の開発計画も進んでいると述べている。  
これらの兵器のうち「キンジャール」は、ウクライナ戦争で使用されている。  「キンジャール」は当初1日6発程度の使用にとどまっていたものが、その有効性が実証され3倍に生産能力が引き上げられたとみられている。  「キンジャール」は高価で複雑な兵器のため、多数を生産・使用はできないが、現用のNATOの防空システムでは撃墜手段はなく、正確に目標に命中し1発でも多大の破壊効果を挙げている。
 そのため、ロシア軍は他の攻撃手段では破壊できない、最も重要な目標に「キンジャール」を使用している模様である。  
また上記演説で、ゲラシモフ氏は「地上配備型の短・中距離極超音速ミサイル複合体の研究・設計作業も実施が決定された」と述べており、
今後はイスカンデルなどに搭載した地上配備型極超音速兵器も登場し、その攻撃威力を増すことになるかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b632d7fa4f04eef74575454b0b636d46a3de4544?page=8

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