「高齢の両親にうつさないよう弟はワクチンを接種した。なのに、こんな結果になるなんて……」

 そう声を震わせるのは、神奈川県在住の青木一志さん(50歳・仮名)だ。一志さんの弟・雄二さん(仮名)は、2回目のワクチン接種から3日後に亡くなった。死因は心不全だった。

 雄二さんは47歳で、健康診断で引っかかったこともなければ既往症もなかった。それどころか休日には野球を楽しむスポーツマン。突然死するような理由は思い浮かばない。

 一志さんに心当たりがあるとすれば、ワクチンだけだった。雄二さんの逝去後、家族から光が消えた。

 「弟の接種を止められなかったことで母は自分を責め、心身のバランスを崩して心療内科を受診しています。弟の死後、私たちはワクチンの危険性、そして遺族の後悔を再三訴えてきましたが、接種は止まらない……それどころか国は追加接種を続けている」(一志さん)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c47a800adfd3d9ba8ec50b3df5938f167bee2ba