今年7月に開設100周年の節目を迎える東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)で15日、記念事業のオープニングセレモニーが開かれた。
数々の伝説の舞台となった「音楽の聖地」では11月まで南こうせつさんや「エレファントカシマシ」ら人気アーティストによる記念ライブやイベントが続く。
老朽化で2024年度以降に解体、建て替えられるという野音。
小池百合子都知事は「これからの100年にふさわしい音楽の殿堂、文化の発信拠点にしたい」とあいさつし、警視庁音楽隊や東海大菅生高校吹奏楽部などが演奏を披露した。
記念事業の実行委員長でベーシストの亀田誠治さんと大妻中野中学・高校合唱部は「ハナミズキ」を演奏。
ラッパーのKREVA(クレバ)さんが曲中、「世代を超えて願いを込めて」「ずっと歌おう」とラップを披露した。
朝から雨が降り続くあいにくの天候だったが、亀田さんは「これも野音。伝説はさまざまな天気の中で生まれてきた」と笑顔を見せた。
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