好投の藤浪晋太郎、痛恨の86球目、キャナに同点アーチを浴び初勝利は消滅 一転敗戦投手のピンチ

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が15日(日本時間16日)、本拠のメッツ戦、今月12日に29歳になって初のマウンドに立ち、6回0/3を3失点で勝利投手一転、敗戦投手の可能性が出てきた。

 2試合連続して中盤にコントロールが乱れてKOされた藤浪だったが、この日も序盤は素晴らしい立ち上がりを見せた。1回2アウトからリンドアに二塁打を許したが、4番アロンソを最後は98マイル(約158キロ)の速球で空振り三振に仕留めた。助かったのが3回2死一塁、マルテにカウント3ボールになったものの4球目に手を出してくれ中直に終わったのが大きかった。

 4回1アウトからアロンソにスライダーを左翼席に叩き込まれ、5回も1死から四球を許したものの、ここで投手コーチがマウンドに上がってアドバイス。後続を断って渡米3試合目で初めて5回を投げきった。6回には死球に二盗がからんで1死三塁のピンチを招くもアロンソを遊ゴロ、マクニールを一ゴロにしとめリードを守った。

 

 6回まで2四死球だけで82球だったこともあり7回も続投した藤浪だったが、先頭のキャナにカウント2―1から86球目の93・6マイル(約151キロ)の直球を左翼席に叩き込まれ同点。続く打者を歩かせてマウンドを降りた。2番手メイがニモに勝ち越し二塁打を許した。

NYM 3 2 OAK
W:
Smith, Dr
1 - 0|2.84 ERA
L:
Fujinami
0 - 3|11.37 ERA
S:
Robertson
3|0.00 ERA
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b505e4b1e69246b7d44bf594dcfc44dfc302c6f