今では絶賛される『天空の城ラピュタ』、当時は「期待外れ」と言われていたのは何故→興味深い分析が集まる
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おちょごさん @chogo2009
僕は複数のラノベ専門学校やシナリオセミナーに行ったが、どこでも「優れた物語」のお手本で『天空の城ラピュタ』の名が出る。
だが世代人なら覚えているが公開時ラピュタは興収がナウシカを下回り「期待外れ」と言われたのだ。
その後、繰り返しTV放送され高視聴率を取る。初公開の86年に何があったのか

結構、今、50〜60代のオタクにラピュタの初公開時の話を聞くと「今さら『未来少年コナン』を見せられてもねぇ、と思った」という感じの複数の証言を得た。
86年のアニメはガンダムがZからZZに切り替わりOVAがブーム。
北斗の拳、聖闘士星矢、ドラゴンボールなどジャンプ系もあり、パワフルな時代であった

テレビではジャンプをはじめ少年漫画誌原作が、
OVAではガルフォースやメガゾーン23PARTⅡ、ボトムズやエルガイムなどメカ物のスピンオフがやっていた時代に、
確かに正統派な少年少女のボーイミーツガールからの冒険譚であるラピュタは、古く見えたのかも知れない。

またラピュタの上映時間は2時間6分と長い。
物語に緩急がついており、それが名作と言われる所以だが、派手な活劇パートが長い反面、しっとりした場面も長い。
それが映像のテンポがスピードアップしていく80年代中期にはあわなかったのではないか。