東証10時 上げ幅拡大 年初来高値を上回る 海外勢が買い

18日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げている。前日比110円ほど高い2万8600円台前半と、3月9日の年初来高値(2万8623円15銭)を上回る水準で推移している。米景気の先行き懸念が和らいだことを背景に、景気敏感株の一角に買いが入っている。

市場では「東証の資本収益性向上の取り組みや、米著名投資家の強気な見方を背景に、海外投資家が日本株への買い意欲を強めているようだ」(国内運用会社のストラテジスト)との指摘があった。

10時現在の東証プライムの売買代金は概算で7461億円、売買高は3億1757万株だった。

ニッスイやキッコマンが買われている。セブン&アイも高い。一方、ファストリは軟調。オリックスが売られている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZASS0ISS12_Y3A410C2000000/