「VRChatで彼女ができた」が原体験── 婚約事例も生まれた“恋愛特化メタバース”は次世代のマッチングサービスになるか
https://signal.diamond.jp/articles/-/1650

バーチャル空間上で恋人を探したり、デートしたりできる“恋愛特化”のメタバースが本格始動する。2019年設立のFlamersが4月19日に正式ローンチした「Memoria」は、メタバース内で理想の相手を探せる新たな切り口のマッチングサービスだ。

アバターの姿で会話をするからこそ、容姿だけにとらわれず、性格や価値観の合う相手を見つけやすいのが特徴。Flamers代表取締役の佐藤航智氏は自身がソーシャルVRアプリ「VRChat」を通じて恋人と出会っており、その経験がMemoriaを開発するきっかけにもなったという。

2022年9月にアルファ版の提供を始めたばかりのサービスではあるものの、既存のマッチングアプリを利用しない層を中心に、じわじわと利用者が広がってきている。半年ほどの間に20組程度のカップルが誕生し、婚約に至ったカップルも出てきた。