リチャード・ボナ 圧倒的なべース・プレイと温かなヴォーカルが再び@ブルーノート東京
ジャズをはじめとする多彩な音楽ジャンルのトップ・アーティストたちが連夜、渾身のライヴを繰り広げてきたブルーノート東京。
その公演スケジュールにはパンデミックで出演がかなわなかった海外アーティストの名前が徐々に戻りつつあり、多くのファンを喜ばせている。
そんな来日アーティストの中から、至高のプレイと歌声で観客を魅了する天才ベーシスト、リチャード・ボナをピックアップ。
2023年4月25日(火)からの3夜連続公演をご紹介。
“天に二物を与えられたマルチ・ミュージシャン”などと称されるリチャード・ボナ(Richard Bona)は、
1967年カメルーン・ミンタ村生まれ。音楽一家に育ち、5歳の頃から村の教会で歌い始める。
ボナは、99年にデビュー・アルバム『シーンズ・フロム・マイ・ライフ(Scenes from my life)』を発表。
そこでのジャコ・パストリアス ばりのベース・プレイが絶賛された彼だが、同時に、聴く者を優しく包み込む美しい歌声も話題となった。
今回のブルーノート東京公演は、ラリー・カールトン(Larry Carlton)との共演で満員の客席を熱く沸かせた2019年夏以来となる。多くのファンが待ち望んだ来日だ。
https://www.esquire.com/jp/culture/column/a43467128/genius-bassist-richard-bona-at-blue-note-tokyo/