自民党の雇用問題調査会は20日、最低賃金の全国平均時給を今年中に千円へ引き上げる検討を求める提言案をまとめた。
現在の最低賃金の全国平均は961円。引き上げの加速とともに、地域間格差の是正を訴えた。

今後、政府に提言し、6月に決定する経済財政運営の指針「骨太方針」への反映を目指す。

提言案は、多様な働き方と安定したキャリア形成の実現を図ることを盛り込んだ。転職など円滑な労働移動に向け、企業情報を入手できる仕組みの拡充が重要とも指摘。
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