インターネットにおいて「ニコニコ」という文化・サービスの存在感が確立してきた一方、その歴史が長くなればなるほど、いわゆる“古参”のユーザーやクリエイターも年齢を重ねてきました。ドワンゴの担当者は「スタート当時からニコニコを応援してくれる層の年齢が上がり、子供がいるユーザーも増えてきたことを感じていました」と語ります。

そこで考えられたのがニコニコ超会議に託児所をつくること。その名も「“超”託児所」。

きっかけは、ニコニコ動画の「踊ってみた」カテゴリで活躍する踊り手・林檎酢さんからの提案でした。自身も2児の親、かつ保育士という経歴をお持ちです。

「結婚・出産・育児などのライフステージの変化を機に、カルチャーから離脱してしまう、中でもニコニコ超会議のようなリアルイベントへの参加はより一層難しくなることが想定されることから、その層に向けて何かできることはないかと考える中、ニコニコユーザーで現役の踊り手として活躍されている林檎酢さんから託児所設置の提案がありました」
(ドワンゴ担当者)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9931c11887fa61c3b338de97ad91817c9628ca78