「微生物や昆虫等の生物機能をフル活用し、完全資源循環型の食料生産システムを開発する」ことを目標に、お茶の水大学、早稲田大学、東京農工大学、長浜バイオ大学、徳島大学が連携してプロジェクトを立ち上げることにした。

 その結果、2020年9月に「ムーンショット型農林水産研究開発事業」の一つに採択された。利用する昆虫はコオロギとミズアブである。各大学を中心に幅広い研究・教育機関が参画し、英知を結集させ、目前に迫る人口爆発に伴う食料問題の解決や人類の宇宙進出を支える食料開発に挑む。

 地球を救うために全世界から研究者を招聘して世界トップクラスのコオロギとミズアブの研究を行い、さらにその成果を社会実装しなければならない。これは、コオロギとミズアブが主役の日本の国家プロジェクトであり、世界を救うプロジェクトでもある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a14a7fde9db31f6e5bd04b6b5ba01ab94ded5663?page=3