日本のパルクールアーティストが台湾で撮影した動画が波紋 秩序維持法違反の恐れ(中央社フォーカス台湾)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6fb0ae83cab1e624fb42b146f31256eac6d727d
(高雄中央社)日本のパルクールアーティスト、ZENさんが南部・高雄で撮影した、ビルからビルへと飛び移る動画が波紋を呼んでいる。警察関係者は、社会秩序維持法違反に当たる恐れがあると指摘した。同法に違反した場合、3日以下の拘留または1万2000台湾元(約5万3000円)以下の過料が科される。
インスタグラムに投稿された動画では、ZENさんがビルの屋上から、3メートル近く離れた別のビルの屋上に防護具なしで飛び移る姿が写し出されている。これに対し、インターネット上では「危険行為」だとして議論が巻き起こっている。
高雄市政府警察局によれば、動画から、撮影場所は高雄市前金区のビルの屋上だと判明しているが、現時点で関連の通報は寄せられていないという。
警察関係者によると、ZENさんの行為は他の人に影響を与えていないため、処罰されるとすれば、住宅や企業、公共の場などでの迷惑行為を罰する社会秩序維持法第68条に該当する恐れがあるという。
(洪学広/編集:名切千絵)