BUZZmagではTwitterに投稿された、こんなエピソードを紹介しています。

20年以上前のある日。学生だった投稿者さんは、就職活動の面接で、京都から東京へ行きました。

しかし、面接が思うように行かず、落ち込んだまま帰りの新幹線に乗車。すると、隣に座った40歳ぐらいの見知らぬ男性から声をかけられます。

「ビール飲む?」

その申し出をありがたく受け、車内販売されていたスーパードライ2缶を奢ってもらいました。

男性「うまいだろ?」
投稿者「メッチャうまいです!」
男性「やろ?」

おいしそうにビールを飲みながら、色々と話を聞いてもらって少し気持ちが楽になったといいます。

その後、男性が降りる駅に近付くにつれて減速する車内で「そういえば、おっちゃん、なんの仕事してるの?」と尋ねると、「ああ、いってなかったね」といい、1枚の名刺を手渡されました。

その名刺には、アサヒビールの営業職の文字が…!

「アサヒビールをよろしく!」そう告げられて以来、ずっとアサヒビールファンだという投稿者さん。

『最高にかっこええなと思った。本当に商品を愛しているのだろうし、それを誰かに知ってほしくて、多分彼は出張に行くたびに、僕以外の隣り合わせた人にもビールをおごっていたんだろう。』

不安や焦りを感じながら就職活動をしていた当時、『社会人』として自社の商品に誇りを持ち、仕事に励む姿は、まぶしく映ったに違いありません。https://ima.goo.ne.jp/life/87512