「爪痕を残す」「悲喜こもごも」、間違って使われていた。ケンモメンは正しく使ってるよな? [584964303]
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【爪痕を残す】
Q.最近、「爪痕を残す」を良い意味で使う人がいますが、悪い意味のときに使う表現ではないのですか?
A.「爪痕を残す」を、「印象付ける」といった意味で使う人がいますが、
「おかしい」と感じる人もいるので注意が必要です。
「爪痕」について、『大辞林第四版』(三省堂)は、「(1)爪でかいた傷あと。
(2)災害や事件などが残した被害のあと」という2つの意味を載せています。
「爪痕を残す」という表現は、「今回の台風は、県内の農業に大きな爪痕を残した」というように、
ニュースでも使われます。この場合の「爪痕」は、「災害や事件などが残した被害のあと」という意味です。
しかし最近では、「爪痕を残す」を「印象づける」「成果をあげる」といった良い意味で使う人もいます。
「この大会で爪痕を残して、自分をアピールしたい」
「今回の出演で、爪痕を残すことができた」といった発言を、スポーツ選手や芸能人がするのを
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
https://president.jp/articles/-/69099?page=1
2以降へつづく 【食べ歩き】
Q.最近、「歩きながら食べる」の意味で「食べ歩き」を使っている例をよく耳にします。正しい使い方でしょうか?
A.「食べ歩き」は、本来は「土地の名物料理やめずらしい
食べ物などをあちこち食べてまわること」(『日本国語大辞典第二版』小学館)の意味で使うことばです。
「食べ歩き」は、本来、右記の辞書にあるような意味で使われるのが一般的です。
旅行雑誌やテレビの旅番組でも、「食べ歩きの旅」などがたびたび特集されますし、
観光地でよく見かける、いわゆる「食べ歩きマップ」(おすすめの飲食店を地図にしたもの)は、
観光客になるべく多くの店で地元の味を楽しんでもらうためのアイデアとして定着しています。
こうした使い方の「食べ歩き」は、一般的には「あちこちの店で食べて歩くこと」だと考えてよいでしょう。 【悲喜こもごも】
Q.選挙や、入試の合格発表のニュース番組で「(当選した人、落選した人)(合格した人、不合格だった人)、
悲喜こもごもです」などと伝えることがあります。
このような場合には、「悲喜こもごも」という言い方はしないのではないでしょうか。
A.そのとおりです。「悲喜こもごも」は、一人の人間の心境について用いるのが伝統的語法です。
複数の人たちの感情・心境について同時に言う場合には「悲喜こもごも」は使いません。
「悲喜こもごも」は、喜びと悲しみが一度にあるいは交互に訪れた一人の人間の心境について用いるのが伝統的な語法です。
×(試験に)合格した人、不合格だった人、悲喜こもごもの光景でした。
×(選挙に)当選した人、落選した人、悲喜こもごもでした。
右記のように、喜ぶ人や悲しむ人が入り交じっている様子を「悲喜こもごも」と
表現するのは本来の言い方ではありません。
このような場合には、「明暗を分ける」「喜ぶ人、悲しむ人、いつもながらの光景(情景)……」
などといった言い方があります。 >>2
そういや昔は食べながら歩くのを歩き食べって言ってた気がする
小学校の先生あたりが 性癖も「性的嗜好ってちゃんと言えよ」ってかつては思ってたがもうどうでもよくなったわ
めんどくさいし >最近、「爪痕を残す」を良い意味で使う人がいますが
あたおか 「小人閑居して不善を成す」もイメージするのとは間違ってるけどあっちのほうが分かりやすいからそれでいいでしょ 皆の記憶に残るという意味での
爪痕を残すは90年代~00年代にはもう定番の表現だったな
おそらく芸人周辺が起点で、そこからスポーツに広がったと思うわ 爪痕は俺も違和感あって注視してきたが常識ありそうな人も使ってたからいいのかと思いかけてた そりゃNHKは使い方間違ったらダメだが俺らはいいんだ >>6
悪目立ちでもいいからみたいな肥大化した自己顕示欲が根底にあると思う 爪痕を残すは芸人がよく使ってるな
あとは破天荒とか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています