会社員の平均給与「月30万円」なのに…49歳・トラック運転手、〈低賃金・人手不足・需要上昇〉の“三重苦に絶望”
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ee16b93ba09c8b3665bcc3177ab65eb10e3f630?page=2
気になるトラック運転手の平均給与は…
加えて深刻なのは、トラックドライバーの給与だ。
厚生労働省『令和3年賃金構造統計調査』によると、平均給与(大型トラック運転手の所定内給与額)は月28.2万円(平均年齢49.9歳、平均勤続年数12.1年)。
手取りにすると22万円ほどになる。
手当や残業代を加味した推定年収は463万1,900円。
全産業の平均は月収30万7,400円、推定年収が489万3,100円であるから、平均を若干下回っている。
日本の配送サービスは、世界的に見ても非常に高いレベルであることで有名だ。
温かいものは温かいままに、冷たいものは冷たいままに届けられる。
そして、接客サービスもよい。
こうした世界トップレベルの質の高い輸送サービスが確立されているのは、業界で働く人の努力があってこそのものだ。
日本の物流業界が抱える課題、トラックドライバーの労働環境について、日本全体でよりフォーカスされていくことを切に願いたい。