関西弁や広島弁、青森県の津軽弁など、各地に存在する方言。
そこで生まれ育った人たちにとっては、方言での会話が当たり前だからこそ、違う地域の人との会話の中で、初めて気付くことがあります。
『これ、方言だったのか…!』
福岡県出身の、ちょりこ(watashi_choriko)さんは、仕事の取引先との電話中、周囲の人たちから驚かれたことがあったといいます。
理由は、もちろん方言でした。
私「いえいえ、ありがとうございます」
私「でも明日は雪が降るんでしょう?」
ー 電話終了 ー
店長「途中タメ語になってたから気をつけてね」
私「え!?すみません!!」
私「ど、どこがですか…」
店長「『でしょう』は敬語じゃないんだよ」
私「えっ」
店長「そっかーやっぱわかんないよねー」
店長「俺も福岡出身だからわかるんだけど…標準語ではタメ口みたいになるんだよー」
私「(嘘やろ…「でしょう」は完全に敬語なんだが…もう話すの怖い…何が正しいかわからん…」
・
友人や親しい間柄の人との会話で使われることが多い「でしょう?」ですが、福岡県では敬語だというのです。
そうとは知らず、取引先の人にも敬語として「でしょう?」を使っていたちょりこさんは衝撃を受けます。
過去に接客業に従事していたちょりこさん。
仕事での自身の言葉遣いになんの疑いも持っていなかったからこそ、当時の衝撃はかなりのものだったはずです。
同じ福岡県出身の人を中心に共感を呼んだ、こちらのエピソード。
ネットでは
・福岡県と長崎県の両親を持つ自分は、「でしょう」になんの疑問も抱かなかった。日本ってややこしいー!
・「でしょう?」は福岡県では敬語なの、初めて知りました!勉強になりました!
・標準語が分からなすぎて、地元から出られない。
と、福岡県以外の人からもさまざまな声が寄せられていました。
標準語と同じいい方で意味や受け取り方が異なる方言はほかにもあるでしょう。
もしかしたら、あなたがなんの疑問もなく使っている言葉もまた、別の地域ではまったく違う意味合いとして受け取られるかもしれません…!
ああ日本語って…めんどくさいですね…。
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