MLBまさかの退場劇に「とんでもない冗談」の声 判定に拍手→球審が宣告、米疑問「クビにしろ」

 12日(日本時間13日)の米大リーグの試合で、まさかの退場処分を受けてしまった選手が話題だ。ダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカー内野手が、審判の判定に“同意”の拍手したことで宣告され、米ファンからは「とんでもない冗談だな」「これは許しがたい」などと判定に疑問の声が寄せられていた。

【動画】「とんでもない冗談」「クビにしろ」 判定に拍手しただけでまさかの退場宣告、ベンチで頭を抱えた実際の一部始終

 まさかの出来事はジャイアンツ戦の6回に起きた。ダイヤモンドバックスの打者アーメッドがセーフティバントの構えを見せ、バットを引いて見逃した場面。スイングの確認を求められた一塁塁審は、ノースイングの判定をした。ベンチで見守っていたウォーカーは、正しい判定であると拍手。しかしこの直後、なんと球審がウォーカーに退場処分を言い渡したのだった。

 ウォーカーは信じられない様子で、両手で頭を抱えて苦笑いするしかない。抗議も実らなかった。実際の映像を公開した米放送局「バリースポーツ・アリゾナ」公式ツイッターは「クリスチャン・ウォーカーは審判の正しい判定に拍手をしたことで退場処分に……」との文面で伝えた。

 5回の打席で、ウォーカーは際どいボールをストライクと判定されて首を振った後、0-2からの投球でハーフスイング。一塁塁審にスイングと判定されて三振となり、不満げにベンチに下がっていた。

 米ファンからは「ということは、彼は味方にも手を叩けない。とんでもない冗談だな」「今季の審判は制御不可能」「野球の自滅が続く」「正気なの??」「マジ?」「彼(審判)をクビにして」「彼を出場停止にして。それを公表するべき」「これは許しがたい。今後少なくとも3年は彼をホルマン・フィールドのキャンプに戻してくれ」などとコメントが書き込まれていた。試合はダイヤモンドバックスが7-5で勝利している。

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