調査したのは、同志社大学の中谷内一也教授(社会心理学)。5日に震度6強を観測した石川県能登地方を震源とする地震で、揺れの大きかった石川県、富山県、新潟県上中越地域の1620人を対象に、緊急地震速報を受信した後の行動をオンラインで尋ねた。

 すると、8割にあたる1293人がスマホなどの携帯電話で緊急地震速報に気づき、うち1061人は揺れ始める前に受信していた。

 しかし、「まず何をしたか」を尋ねると、「携帯電話の画面を見る」が37・0%。「揺れを身構えて待つ」22・4%、「ただ静観している」10・6%と続いた。
https://www.asahi.com/articles/ASR5D6SJ5R5DPLZU006.html