https://news.livedoor.com/lite/article_detail/24244600/
じつつも、キャンセルの連絡をしたとの主張は曲げなかったという。
店長はキャンセルの連絡は受けていないと強調し、「30年以上やってますけどこんなこと初めて」「騙されてめちゃくちゃ悔しい」と肩を落とす。
一方、電話口では謝罪や証拠を求め、通報も検討するなどと訴えるなかで、語気が強まる場面があり「怖いと思われた」と自省している。
区議「無断で放棄したという事実はない」
五十嵐氏は4月23日投開票の板橋区議選に社民党公認で出馬、当選し4期目を迎えたばかり。
店側の話が事実であれば、先の予約は16日告示の選挙期間中に入れたことになる。店長夫人は予約を受けた当時、五十嵐氏から名刺と区議としての個人ビラを渡されたとも明かす。
店頭にはコロナ禍以前から、五十嵐氏の立て看板を設置している。数年前、五十嵐氏も参加する宴会がこの店で催された縁によるものだ。そのうえ公人で信用できるとして、今回は予約数日前の再確認を実施しなかったと店長夫人は振り返る。あれから予約客を信頼しきれなくなった、と塞いでいる。
五十嵐氏に予約をめぐる実際の経緯、キャンセルを連絡したのであれば発信履歴は残っているか、今後の対応や見解などを尋ねたところ、11日に下記の回答があった。
「無断で放棄したという事実はございません。事実がない以上、他の質問にお答えすることはできません」
長秀龍の店長によると、12日には警察が店に訪れ、五十嵐氏には事態を穏便に済ませたいとの思いがあると伝えられた。警察を通じて、5~6万円ほどの金銭を支払う意向があるとの打診があり一時は応じようとするも、考えを改め、今後の対応は経緯をよく知る先述の常連客らに委ねたいとしている。
五十嵐氏にも追加で事実確認の取材を申し入れたが、期日を過ぎた16日昼までに回答はなかった。回答があれば追って伝える。