世界100か所の図書館に置かれた…ビル・ゲイツ氏「人生で読んだ最高の本5冊」日本では「京都府立植物園の屋外図書館」と判明 関係者ら本整理中に発見 5月20日から展示

マイクロソフトの共同創設者のビル・ゲイツ氏が、自身のユーチューブで紹介した「人生で読んだ最高の本5冊」が、京都府立植物園で発見されました。

【写真を見る】本の中にはビルゲイツ氏からのメッセージカード「世界100カ所のリトルフリーライブラリーの1か所に私が置いたものです」

京都府によりますと、ビルゲイツ氏は去年11月、自身のYouTubeで「人生で読んだ最高の本5冊」を紹介。アイルランドのロックバンド「U2」のボーカル「ボノ」の回顧録やSF小説などで、これら5冊を世界100か所の図書館に置いてきたことを明らかにしていました。その中で日本では唯一、「京都」が列挙されていました。

府によりますと、見つかったのは京都府立植物園の敷地内にある「きのこ文庫」という屋外図書館で今年4月、図書館の関係者らが本を整理している際に発見。5冊すべてに、シリアル番号が入ったビルゲイツ氏からのメッセージカードが入っていたということです。

メッセージカードには英語で、「このホリデーシーズンに私のお気に入りの本を世界中の人たちと共有したいと思いました。あなたが手にしているのは、世界100カ所のリトルフリーライブラリーの1か所に私が置いたものです」などと書かれていたということです。

府が後日、ビルゲイツ氏側の財団に確認するなどした結果、本物だと判明。ただ、誰がいつ置いたのかなど詳細は分かっていないということです。

府は、5月20日から6月18日まで府立植物園で現物の5冊を展示するということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/800f0d89b2690fe80dba214bd1586c184f729b64
https://i.imgur.com/NUW0zJz.jpg